第一章 東と西、新と旧の食クロスカルチャー 州都パレルモとその周辺
パレルモ事始め、快適なシチリア食の旅を始めるために
南イタリア式お食べ地獄はまず市場見学で予習を「ヴッチリア、バッラロ、カポ」
庶民の軽食の王、パーネ・カ・メウサ「アンティカ・フォカッチェリア・サン・フランチェスコ」
メニューなし、パレルモの強面も集まる魚介食堂「ピッコロ・ナポリ」
パレルモ人は行列が好き?並んでも食べたいぴちぴちの魚介料理「オステリア・パラディーゾ」
インテリが多いから?ワインバー急増のパレルモ「グルメ・バール」
食事あってのワインを実感。5つのシラー試飲と田舎のシンプル料理「サリエル・デラ・トゥール」
シチリア料理界で今もっとも勢いに乗るミシュラン2つ星「イル・ムリナッツォ」
パレルモ郊外へゆで卵とズィビッボの前菜を食べに「ドン・チッチョ 」
パレルモにしか滞在しない人のための耳より情報
第二章 アフリカ文化が色濃く残る西海岸 サン・ヴィート・ロ・カポ、トラーパニ、マルサラとその周辺
サン・ヴィート・ロ・カポで出会ったクスクスの女王「ポショ」
ワイルド・ウエストなシチリアの農家に止まる「アグリトゥリズモ・ミジリシェーミ」
アフリカをのぞむ港町の港湾食堂「ダ・ベッティーナ」
養蜂家から一般客まで訪れる蜂蜜専門店「バザール・デル・ミエレ」
フェニキア人から現代へと伝わる手作りの塩田「サリーナ」
マルサラ・ワインの歴史を今日に伝える大酒蔵「フローリオ」
古都に見つけたエノテカ&マルサラ料理「ディヴーノ・ロッソ」
素朴なのに洗練、それがシチリアのお菓子
第三章 シチリア南東、光と陰のバロック都市ラグーサ、モディカ、シラクーサとその周辺
各街停車の旅、バロックの地方都市巡り
から積みの石垣と高品質ワインの関係は「グルフィ」
山猫とは無関係?ドンナフガータ城を訪ねて「アル・カステッロ」
ミステリアスなラグーサ・イブラのクチーナ・クレアティーヴァ「ドゥオモ」
2002年世界遺産認定、しかしノートの大聖堂は覆われたまま「カフェ・シチリア」
シチリア農業の成功の印パキーノからヨーロッパ最南端の街へ「ラ・ボッテガ・デル・ヴィーノ」
秘密のマグロ工場発見!!ひなびた倉庫の中は珍味山積み「アデルフィオ」
闇夜に浮かび上がるバロック、それはまるで舞台景色「ドン・カミッロ」
買い物チェックポイント、シラクーサの陽気な器アーティスト「チルコ・フォルトゥーナ」
第四章 神々は海を渡ってやってきた アグリジェントとその周辺
“神殿パラダイス”アグリジェントから始めよう
辿り着いて見たものは、猟師の館のディープな家庭料理「オステリア・デル・カッチャトーレ」
アラブの雰囲気漂うシャッカの路地裏で、じっとお客の反応をうかがう主人「オスタリア・デル・ヴィーコロ」
シチリア新世代ワイナリー、躍進の聖地を訪ねる「プラネタ」
伝統的領主の館を美しく仕上げん、大資本投下型シチリア最新ワイナリー「フェウド・アランチョ」
アグリジェント県のお食べ大賞はここだ、南西シチリア最強のトラットリア「ダ・ヴィットリオ」
シチリア・ワインを知る1躍進するシチリアのワイナリー
第五章 活火山エトナ山麓に暮らす人々の食文化 カターニア、タオルミーナ、エトナ山とその周辺
ペスケリア市場のおまかせ食堂「アンティカ・マリーナ」
こだわりの料理人カルメロが腕を振るう「イル・クチニエレ」
軽食から郷土料理まで、おともは充実シチリア・ワイン「メトロ」
消え行く保護対象食品にこだわる「クーニョ・メッツァーノ」
カターニアに登場した移植の日本領「オキシディアーナ」
オレンジ、ワイン、ピスタチオ、エトナの自然が育む豊かな食「エトナ山麓」
新しく生まれ始めたエトナのワイナリー「パトリア」
異才が放つ伝統的シチリア料理の再解釈「カーサ・グルーニョ」
タオルミーナの隠れた名所は海水浴場の一軒家「イル・フィーコディンディア」
シチリア・ワインを知る2食後に欠かせない一杯のデザート・ワイン
シチリアの料理豆知識「その歴史」